自転車を起因とした交通事故が頻発している現状に対する個人的な見解。

皆さんもよくご存知のように、最近は自転車を起因とした交通事故が大変頻発しているのが大きな社会問題となっていますよね。
個人的な考えを述べさせていただくと、コレはひとえに自転車を運転する人間に対する法的な拘束力があまりに少な過ぎるからに他ならないと思います。
つい数日前にも某プロ野球選手の運転する車と中年女性の運転する自転車の接触事故がありましたが、一番の事故原因は見通しの悪い十字路であるにも関わらず 停止線の描かれた道路から出てきた女性が、ロクに安全確認をせずにそのまま十字路を横断しようとした事であると言われています。
こういった場合であっても「自動車の方が立場が強いから」といった理由で一方的に悪者にされ、自転車の安全走行の義務が全く問われないという現状に多くのドライバーは憤りを禁じえないと思います。
ちなみにヨーロッパでは同様のケースでタクシードライバーと自転車が接触事故を起こし、自転車の運転者が死亡したケースでは裁判で逆に自転車の遺族がドライバーの車両損傷を賠償するといった判決が出されています。
今の日本の常識では絶対に有り得ない判決ですが、本気で自転車による事故を減少させるには「無茶な運転をして事故に遭った場合は、例え自転車であっても責任は問われる」といった風に日本の社会的通念を変えていくしかないと考えています。